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仮歯の重要性 (審美歯科やインプラント)
こんにちは
先週の台風の後、一気に気温が下がりましたね
こういう気候は体調を崩しがちです、皆様も健康に気を付けてくださいね
さて、これを書いている今現在は、丁度インプラントの手術が終わり、次の患者さんがお見えになるまでの待機の時間です。
代診のS先生が私の隣でマイクロスコープを使って、素晴らしい根管治療をしています。
さて、これをお読みの皆さんは少なくとも一度は歯科医院で治療をしたことがあると思います。
治療する歯の位置や内容によっては、『仮歯』を入れたことがある方も少なくないでしょう。
今日はその仮歯についてのお話です
一口に 『仮歯』 といっても、実際は様々な段階があります。
・前歯が取れてしまった時などの、緊急の仮歯
・数歯程度の治療期間中、噛みあわせなどを維持するための仮歯
・全顎的治療のための長期間に渡って使用する仮歯
・顎関節症などの治療のために、顎機能を評価するための仮歯 などなど・・・
ただ、どのような条件においても仮歯には以下のようなことが備わっていなくてはなりません。
・日常生活に支障のない審美性
・通常の食事において、外れたり壊れたりしない堅牢性
・ご自分でお手入れができる清掃性
・顎関節などに悪影響を及ぼすことのない安定性
・設定した噛みあわせの位置がずれない耐久性 などなど
ですので、緊急の場合に作る仮歯を除いては、原則的に、常識的範囲内での日常生活に支障が出ないことが最低限の条件といえましょう。
特にPR(プロヴィジョナル・レストレーション)と呼ばれる最終段階の仮歯においては、もう、最終補綴物との違いは材料と色だけ…というところまで煮詰めていないと全顎的な治療は成立しえないといっても過言ではないでしょう。
もちろん途中の段階では、噛みあわせや磨きやすさなどに関して、いろいろと試行錯誤をしたうえで最終形態を決定していきますので、患者さんにとってしっくりこないという時期もあろうかと思いますが、現在の問題に対して何らかのアクションを起こさない限り改善策を見出すとこともできないわけですから、これは致し方のないところ・・・
しかし、最終的な歯型をとる段階、あるいは取った後でも、仮歯に違和感を感じてしまう場合は、本来は仮歯の段階でやっておくべきことが十分に消化しきれていない可能性があるという危険信号ではないでしょうか?
そのような状態でセラミックなどを入れたところで、それは博打にも等しい行為といえましょう!
私はしばしば後輩に言います・・・
『PR(仮歯)と写真の撮り方が汚いドクターは、同じように汚い仕事しか出来ていないことを自らが露呈しているんだよ!』
↓今回の初診時 下顎には4年前にAll-on-4(正確には6本)を行っており、いろいろな都合で今日まで仮歯で過ごされてきました。さすがに摩耗は著しいですが、それ以外のトラブルは全くなし。今回、上顎も同じようにすることを決意され、再治療の開始です!(ちなみに、定期的なメンテナンスにはきちんとお越しいただいています)
↓ 昔はAll-on-4系の治療をよく行っておりましたが、今はそれほどいいとは思いません。治療期間が短いなどの利点がありますが、オペが一回に限定されてしまうと多くの欠点が見えてきてしまいました。今回は上下とも一旦仮歯にし、それを使いながら上顎には順次インプラント入れていく治療としました。この写真は、下顎の仮歯の型どりをするところです。上顎は前歯の見え方だけを想定して仮歯を作ります。
↓ 上下一気に仮歯をセットした直後の画像です。上顎は古いブリッジなどを取り除かなくてはなりませんので、結構な時間がかかります。全ての歯が繋がっており、最終的には全てをインプラント(5~6本)に置き換えていきます。仮歯でも、著しい審美的改善が見られますね!
中川歯科では、インプラントだけではなく、高品質の審美治療、根管治療、歯周病治療、入れ歯治療、矯正治療を行い、治療後のサポートにも全力でバックアップいたします
お口の中のことでお困りの方がいらっしゃいましたら、是非一度相談にお越しださい。
納得のいくまで丁寧にご説明いたします!
中川歯科 八王子の審美歯科・インプラント・歯周病治療・根管治療・矯正治療など、徹底的に歯を残すための治療の実践日記
帰国後初日のインプラントオペ
おはようございます。 中川歯科@八王子 中川雅裕です
昨日、イタリア~ドイツの研修+学会ツアーより帰国しました。
幸いなことに、時差ボケに悩まされることもなく、本日からの診療を元気にこなしました。
イタリアでは歯周再生療法の世界的権威:Dr.コルテリーニから最小限の信州で最大限の効果を出すためのノウハウを・・・
ドイツではIFEDという世界有数の学会において、審美歯科をはじめとするより高度で複雑な治療を学んで参りました。私の所属するグループ、5D-Japan のふぁうんだー(創設者)のうちの一人、Dr.Kも素晴らしいプレゼンテーションを披露することで、海外の著名なドクターが多くの賞賛の言葉を発していたことが印象的でした。
毎回思うことですが、海外に行くということは・・・直接的に勉強し刺激を受けるということは非常に大切ですが、それと同時に数多くの新しい友人を作ることのできる素晴らしい機会であると感じます!
学会は一度きりですが、友人とはその後もコンタクトを取り続けることで、その後も多くの情報をやり取りすることができるようになります。ダイレクトに会ってからのフレンドシップですから、バーチャルと違ってお互い遠慮が少なくて済みますので、これは大変有意義なことです。
次回の海外出張は、来年3月のアメリカインプラント学会(シアトル)を予定しております。この時も、やはり5D-Japanファウンダーの一人、Dr.I の講演が予定されています。
左下:割れている歯を1本抜歯して、元々歯がない部分も含めて2本のインプラントを入れています。
インプラントで…あたかも全ての問題が解決できると考えられていた(もちろん、今でもそう考えている歯科医師や患者さんはたくさんいるかもしれませんが・・・)時代はすでに過去のものとなりつつありますが、それでもインプラントを使用せざるを得ないケースはまだまだたくさんあります。
大切なのはインプラントを使う場合は、とことん正しい方法で手術を行うということです。
最近流行の・・・意味を成さない単なる言葉としての 『安心・安全なインプラント』 の掛け声には疑問を感じてる中川でした。。。
中川歯科では、インプラントだけではなく、高品質の審美治療、根管治療、歯周病治療、入れ歯治療、矯正治療を行い、治療後のサポートにも全力でバックアップいたします
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中川歯科 八王子の審美歯科・インプラント・歯周病治療・根管治療・矯正治療など、徹底的に歯を残すための治療の実践日記
インプラント治療:少しでも早く咬めるように・・・
こんばんは
中川歯科@八王子です
今日の天気は雨でした・・・明日明後日の台風の影響はどうでしょうか?
とりあえず、傘を持っていい服で出かけることは止めにしようと思っていますw
さて・・・
本日のインプラントオペですが、一般的にはちょっと珍しい形の手術でした。ただし、私のブログを見慣れている方にとっては前に見たことがあるかもしれません・・・
上顎の奥歯はインプラント治療にとって鬼門となることが多い部位です。
①骨が軟らかい
②上顎洞の存在により、骨が足りないことが多い
③大きな力がかかる(これは下顎も同じですが・・・)
④磨きにくい
等ですね。
特に①②の理由により、インプラント治療ができないと言われて諦めている方もいらっしゃることでしょう・・・
前にも云いましたが・・・インプラント治療が不可能なのではなく、その先生には出来ないだけなのかもしれませんし、あるいは、本当に難しくて成功率が低い状態なのかもしれません・・・
一般的にそのような場合は
『サイナスリフト』
『GBR』
というテクニックを用いることで骨を増やし、インプラントが可能となる場合が多いと思います。
『サイナスリフト』自体は、基本を押さえることでそれほど難しい技法であるとは思いません・・
ただ問題は・・・
サイナスリフトは、治療期間の延長、費用の増加、手術回数の増加、術後の腫れなどがちょっと嫌なんです・・・
可能であれば避けたい処置の代表格ですね・・・もちろん必要な時は私もやりますよ!
一つの方法として、インプラントを斜めに入れることでサイナスリフトをやらずに済むこともあります・・下の写真の様に・・・↓
実はこれ、今日やったオペなのです。
サイナスリフトの場合、約半年後に2回目の手術が必要となりますが、この方法では手術はこれ一回きりです。
また基本的には人工骨を用いませんので3ヶ月後には咬めるようになります!
切開範囲も少なくて済みますので、痛みと腫れは殆どないでしょう・・・
いいことばかりの様に聞こえますが、いくつかの条件を満たしていないとこの方法はとれません・・
①インプラントを斜めに入れるので、ベクトルの関係上、複数本のインプラントを連結するケースに限る
②口が開きずらい患者さんには応用しづらい
③
やはり最後は・・・天然歯の治療で培ってきた経験と総合力が『モノ』を言いますね、インプラントは!!!
では・・・
中川歯科では、インプラントだけではなく、高品質の審美治療、根管治療、歯周病治療、入れ歯治療、矯正治療を行い、治療後のサポートにも全力でバックアップいたします
お口の中のことでお困りの方がいらっしゃこんばんは
中川歯科@八王子です
今日の天気は雨でした・・・明日明後日の台風の影響はどうでしょうか?
とりあえず、傘を持っていい服で出かけることは止めにしようと思っていますw
さて・・・
本日のインプラントオペですが、一般的にはちょっと珍しい形の手術でした。ただし、私のブログを見慣れている方にとっては前に見たことがあるかもしれません・・・
上顎の奥歯はインプラント治療にとって鬼門となることが多い部位です。
①骨が軟らかい
②上顎洞の存在により、骨が足りないことが多い
③大きな力がかかる(これは下顎も同じですが・・・)
④磨きにくい
等ですね。
特に①②の理由により、インプラント治療ができないと言われて諦めている方もいらっしゃることでしょう・・・
前にも云いましたが・・・インプラント治療が不可能なのではなく、その先生には出来ないだけなのかもしれませんし、あるいは、本当に難しくて成功率が低い状態なのかもしれません・・・
一般的にそのような場合は
『サイナスリフト』
『GBR』
というテクニックを用いることで骨を増やし、インプラントが可能となる場合が多いと思います。
『サイナスリフト』自体は、基本を押さえることでそれほど難しい技法であるとは思いません・・
ただ問題は・・・
サイナスリフトは、治療期間の延長、費用の増加、手術回数の増加、術後の腫れなどがちょっと嫌なんです・・・
可能であれば避けたい処置の代表格ですね・・・もちろん必要な時は私もやりますよ!
一つの方法として、インプラントを斜めに入れることでサイナスリフトをやらずに済むこともあります・・下の写真の様に・・・↓
実はこれ、今日やったオペなのです。
サイナスリフトの場合、約半年後に2回目の手術が必要となりますが、この方法では手術はこれ一回きりです。
また基本的には人工骨を用いませんので3ヶ月後には咬めるようになります!
切開範囲も少なくて済みますので、痛みと腫れは殆どないでしょう・・・
いいことばかりの様に聞こえますが、いくつかの条件を満たしていないとこの方法はとれません・・
①インプラントを斜めに入れるので、力学的に複数本のインプラントを連結するケースに限る
②口が開きずらい患者さんには応用しづらい
③経験を積んでいないと手術が出来ないw
やはり最後は・・・天然歯の治療で培ってきた経験と総合力が『モノ』を言いますね、インプラント治療というものは!!!
では・・・明日も一日頑張りましょう!
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インプラントに関してはこちらのサイトから・・・八王子のインプラント認定医による専門サイトいましたら、是非一度相談にお越しださい。
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奥歯も白い歯で綺麗にしませんか? と All-on-4 にまつわる話・・・
こんばんは 中川歯科@八王子です
今日は比較的いい天気でしたね・・・
今日の私は・・入れ歯を数多く手掛けた一日でした・・・今日は・・・
①インプラントを支えとした取り外し式の入れ歯を2ケース
②インプラントを支えとした取り外すことのない入れ歯(ブリッジ)を1ケース
の治療を行いました!
インプラント、ブリッジ、入れ歯のいずれが優れているということは決してなく、その患者さんのご希望に沿った一番いい方法が、ある時はインプラントであり、あるいはブリッジであり、またあるときは入れ歯の時もあることでしょう・・・
↓ 下の画像は②のインプラントで支えられている、レジン製のブリッジです。
まだ比較的年齢のお若い患者さんなので、取り外し式の入れ歯には抵抗があるというでした。型どりのゴム(印象材)を入れるときは必ず気持ち悪くなってしまうということもあるのですが・・・・
相談の結果、インプラントによる固定式の歯を、手術当日に入れてお帰り頂く 『即時負荷』 という治療方法(All-on-4などが有名ですねw)を用いて治療を行いました。
全てのインプラントが無事に骨に生着し、今では綺麗な歯が入り、好きなものを食べられると大変喜んでおられます!
中川歯科では、患者さんのご希望を最大限に取り入れた治療計画を立てますので、治療の幅は大変バラエティに富んています。ドクターの数が多いことも、患者さんに良質な医療を提供していると自負しています。
さて、今日はインプラントの手術の手術も行いましたが、もう少し身近な治療を・・・
このブログでもよく見かける審美治療ですね・・・
都合により前歯にはまだ保険の被せものが残っていますが、奥歯は審美的理由により金属を一掃しました。
治療内容は。。。。ダイレクトボンディング、emaxセラミックインレーとクラウン等などです。
多くは語りませんが・・保険の金属って、本当は物凄く体に悪いんですよ・・・
では・・・VIVA!
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2012年 お世話になりました
こんばんは 中川歯科@八王子市です
今日は31日・・・2012年も終わりを告げようとしています
皆様にとって今年はどんな年だったでしょうか?
私にとっては・・・今まで培ってきた歯周病とインプラントに関しての集大成の年でした!
修行してきたすべてのことが出来るわけではありませんが、人の口の中を大局的に考え、最良の治療を提案できるようになっているとは思っています。
後半はフェイスブックというSNSの影響で、温故知新、すなわち古来からの治療を見直すいい機会を持つことができました。
このブログを昔から見ている方ならわかっていただけると思いますが、年後半はセラミックの審美修復の写真が多くなってきたと思います。
手術をきちんとやることはもちろん大切ですが最終的にいかに綺麗なセラミックを入れるのか?に注力した年であるとも言えるでしょう。
ちなみにオペは以前と同じペースで粛々と実践しておりますので、ご安心ください。
今年最後の更新だと思いますので、今年を振りかえりながらいくつか(少ないですが)のケースをお見せいたします。
↓ 前歯部審美修復のケースです。古いセラミックを外してみたところ4本のうち1本にヒビが入っており保存不可能でした。従って前歯4本がセラミックブリッジとなっています。
通常であれば抜いた部分は歯ぐきが痩せて不自然になるのですが、ある特殊な治療を用いることにより、抜歯後も土手が痩せることなく、自然な仕上がりとなっています。
一般の歯科医院と何が違うのでしょうか?
それは実際に中川歯科にお越しになり、ご自分の目で確かめてください(笑
↓ これも前歯5本がラミネートベニアとオールセラミックのコンビネーション修復の2年経過のケースです。上のケースとは別な技工士さんに作ってもらっているのですが、ものすごく自然な感じに仕上がっているとがお分かりになりますでしょうか?
↓ キリがないのでこれを最後といたしますwww
残念ながら割れている歯は保存不可能でした・・・ブリッジは健全な犬歯を削る必要がありますので、ここはインプラントでを用いることとしました。
青いのは今年しよう再開した、ラバーダムです。これを使うのか否かが長期的な耐久性に大きな影響を与えることは過去の私のブログを見ていただくことで理解していただけると思います。
『接着に湿気は御法度です』
以上、簡単にですが、私の今年一年を振り返ってみました。
来年も今年以上に、頑張ってまいる所存です。
今後共、中川歯科医院をよろしくお願い申し上げます。
中川歯科医院院長 中川雅裕 スタッフ一同
皆様 良いお年をお迎えくださいませ!
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最適なインプラント治療とは・・・?
こんにちは 中川雅裕@中川歯科 in 八王子です
今日は寒い雨の一日ですね・・・皆様はいかがお過ごしでしょうか?
連休だった先週末はゆっくり過ごされた方と思います・・・
連休明けの月曜日ですが・・・私は今日と明日、診療を休んでセミナーに来ています!
講師は、ブラジルの歯科医師であり、また歯科技工士として世界的に有名な "Christian Coachman"先生。
我々が、少なくとも私がインプラント用いる場合、必ずと言ってよいほど骨(人工骨)移植や歯肉移植を必要とします。割合としては、恐らく8割以上。。。元々組織が足りない場合を除き、ほとんどは将来的な組織の貯金をとっておくため、及び審美性確保のためです。
しかし、組織を増大させる治療は、患者さんに多くの負担を強いることになります。
金銭的に、肉体的に、期間的に・・・
しかしながら、インプラント治療、及びその上に装着するセラミック等において、審美的にかつ機能的に長期的な安定を獲得するためには、そうしなければならない確固たる理由があるのです。
難しい話は抜きにして、簡単にイメージでお話しすると・・・燃費が10km/Lの車で100kmのドライブをするとしましょう、ガソリンが10Lしか入っていない場合、何もなければ無事に家に帰ってくることがでいるかもしれません。
しかし・・・
途中で渋滞に巻き込まれたらどうでしょうか?
山道が多いコースだったらどうでしょうか?
そういうことを分かっている人は必ずガソリンを多めに入れておくはずです!途中で動けなくなり、途方にくれてしまわないように・・・
インプラントはこれと全く同じ考えを持って治療にあたらなくてはならない!と、少なくとも私は考えています。
しかし実際は、患者さんに負担がかかること、あるいは技術的困難を伴うため、多くの場合は妥協的に治療が行われているのが現実です。
妥協的ということは、インプラント治療美しくなかったり、磨くのが大変だったり・・・
結局のところ、患者さんが大変だからですね
あるいは、技術的に困難なのかもしれません・・・
そこで・・・
なるべく簡単に、そして、審美的にも衛生的にも満足のいく治療を実践するための方法を学びに来ています。
講義中は撮影禁止なのでこれ以外の写真はありませんが、全ての写真が美しく、そしてまた分かりやすい講義で、さすが、セミナーで世界中を飛び回っているスーパースター!といった感じです。
おっと・・・
休憩が終わり、これから次のセクションに入ります。
しばし・・・
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口腔内写真 記録としての写真・・・? 芸術のはしくれ?
こんばんは 中川歯科医院@八王子 中川雅裕です
残暑はもう少し続きそうですね・・・
さて、この連休・・・皆様はどのように過ごされるのでしょうか!?
私は、友人のお誘いで一日だけゴルフに行って参ります。ただ・・・
台風が近づいているということなので、戦々恐々です・・・
通常のコンディションでも、どこへ飛んでいくかわからない弾ですもの・・・
今は、神様にお祈りしています。
さて、約一年半前に本格的に診療に取り入れた デジタル一眼レフカメラ ・・・
キャノンの EOS kiss Digital から始まり・・・次に、同じくキャノンの7Dへと昇格しました。
キャノンにした理由は・・・単に元々マクロレンズを持っていたからですねw
しかしどうもあの独特の赤い色が好きになれませんでした。
口の中って、赤と白しかありませんからね・・その片方の色が好みでないとするとちょっと・・・??
やればやるだけ、いいモノが欲しくなるのが男のロマンというものです。
次は、フルサイズのニコン D700 を買いまして・・・
ただ、そのあまりの重さに驚きながら・・・少し軽めのニコン D7000 をつい最近購入しました。
やはりいいカメラは画像が違います。せっかく、患者さんに撮らせていただくわけですから、少しでもいい画質で記録を残しておきたいものです!
最近は下の画像のように、少しアーティスティックな写真も撮るようになっています。
まだ仕事の延長に過ぎませんが、本格的にその辺りを考え出すと、修羅の道へと入り込んでしまいそうです・・・笑
↓ まず最初に総入れ歯から・・・
高齢の女性患者さんのために作った審美的な入れ歯ですが、大変満足いただいた作品(入れ歯)です。
写真自体も バックを青にすることで、イルミネーションのように美しく仕上がっていると思いますがいかがでしょうか?
あっ、そうそう・・・覚えておいてくださいね!
中川歯科では入れ歯もちゃんと作っていますよ、こんな風に!w
↓ 続きまして、得意技のセラミックの写真です。これはブリッジのケースですが、色々ありまして歯ぐきの足りない部分はピンク色のセラミックで補っているという比較的珍しい作品です。
これも、バックを青+アクアで瑞々しい雰囲気を醸し出すことに成功しています!
↓ 最後となりますが、これは 『歯』 というよりも、 『唇』 を意識した作品としました。(実は上下とも、『All-on-4』 の患者さんです。)
我々歯科医師がよく撮影する『歯』だけの写真は、ある意味業界内だけで通じる構図でありまして(笑)・・・一般的には笑った時に、他の人からどう見えるかが一番大事なのだと思います!
この様な構図の写真を取り患者さんにご覧頂くことを通して、より密なコミュニケーションがとれるものと確信しています。
これからもいろいろなパターンの写真を取る様になると思いますので、これをお読みになった患者さん、どうか我々の
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矯正治療・歯周病治療、インプラントと審美の関係
こんばんは 中川歯科@八王子です
いよいよ来週から、一週間ちょっとのアメリカへの渡航となりました・・・・
今回は、まずペンシルバニア大学へ入り、NYを経由して、ハーバード大学へ行くという、なかなか忙しいコースとなっています。
内容はインプラントなのですが、著名な講師もいるようなので(まだプログラム見ていないんですけど・・)、楽しみにしております。
クリニックは通常通りですが、私くドクター雅はきゅしんとさせていただきますので、よろしくご理解の程お願いいたします。
さて、今週は多くのなつかしい患者さん(治療終了してから久しい方々)とお会いする機会を得ました。もちろん、クリニックへメンテナンスへ来ていたいただいたということですよ!
今回はそんな患者さん・・・
↓ 初診時の状態です。左上前歯が取れたということでお越しいただいた患者さんですが、実はそれ以上に大きな問題が・・・
見てわかるとおり、一部の奥歯を除いて歯が噛み合っていません。これでは特定の歯に負担が集中して壊れてしまいますし、なによりも食事が大変だと思います・・・
↓ そこで・・・虫歯・歯周病・根管治療・インプラントなどと併用して、矯正治療を行いました。
↓ これは治療終了後4年経過・・・矯正は理想的にはできませんでしたが、4年経過時点でも安定しているので、最初の状況を考えた場合、治療としては成功しているを思いますが、どうでしょ?
↓ 前歯のクローズアップ画像。変わらず綺麗な状態を保っています!
実はこの患者さん、八王子から転居されましたので、友人のクリニックを紹介しようと思っています。
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本日のインプラント手術
おはようございます。 中川歯科 ペリオ・審美インプラントセンター の中川雅裕です。
本日は 歯周病・インプラント関連の手術を3ケース行いました。
① 午前:インプラント2次オペ前の軟組織増大術
⇒ インプラントの頭を出す前の歯ぐきの環境整備ですね。これをやってくことで綺麗で長持ちするセラミックを入れることができるようになります。患者さんは「綺麗になるためなら・・・」と頑張ってくれました。もちろん女性です。一般的に女性のほうが男性より強いんですよ!(執刀医:Dr.雅裕)
② 午後:奥歯、割れている歯の抜歯と同時のインプラント埋め込み
⇒ 抜歯した穴からインプラントを埋める 抜歯即時埋入 で対応しました。
歯ぐきを切る必要がほとんどなく、術後の腫れと痛みはほとんどありません!同時に人工骨の移植も行っていますので非常に効率的です。
この方法で手術を受けて頂いた 皆さん、ほとんど薬を飲まなくてもよいようです(笑)だって抜歯と同じですから…。(執刀医:Dr.貴裕)
③ 午後:本日最後のと「トリ」として慎重にインプラント
⇒ 2か月前、抜歯と同時に ソケットプリザーベーション を行った部位に対しインプラントを2本埋入。骨の状態が良かったため短時間で終了。(執刀医:Dr.雅裕)
※ 先週 歯周組織再生療法 を行った患者さんが消毒にお見えになりましたが、経過はすこぶる良好とのことです。「痛み腫れなしでした」 とのこと。ホッとしています(笑)
あとはいい結果がでることを祈るばかりです。
インプラントには不安があるのだけど・・・などに関するご質問は
中川歯科 審美インプラントセンター へ問い合わせ
からご質問ください。インプラント以外についてでもOKです。
歯科医師がダイレクトにお答えいたします
All-on-4(オールオンフォー) と ノーベルバイオケア
皆様、こんにちわ。 中川歯科 ペリオ・審美インプラントセンター の中川雅裕です。
まだまだ熱い(暑い)日が続いています。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
さて、昨日今日(21・22日)と、ブローネマルク・インプラントシステムで有名な ノーベルバイオケア による ノーベルバイオケア・シンポジウム アジア‐パシフィック2010 に参加して参りました。土曜日は午後からの参加ということで診療に穴は空けておりません(笑)
毎年熱くてたまらないこの時期に開催されるこのシンポジウム(今年から名前が変更されました)、今年度はアジア地区のインプラントロジスト2500名余を集め盛大に開催されました。昨年までは日本独自開催ということでしたが、今年は ”アジア地区のシンポジウムを日本で開催する” という位置づけにより、多くの外国の著名なスピーカーが招聘されていたようです。
目玉は何と言っても、オールオンフォー の巨匠 Dr.マロでしょうか?それ以外にも各国の有名な先生たちの熱いディスカッションが繰り広げられました。マロ先生の話は久し振りに聞きましたが、約5年前、最初にポルトガルで聞いた時から全く変わっていませんね。いい悪いは別にして、軸が全くぶれていない点には頭が下がります。それとも、省エネプレゼンテーションと言うべきか・・・?(笑)
昨年、私が参加していたUSCジャパンプログラム(今年はDr.貴裕が参加しています) あるいはISO(International Society of Osseointegratoion)の諸先輩達も話されていましたし、私自身も昨年に引き続き オールオンフォー の実習の手伝いをしてまいりました。
この オールオンフォー 原理原則をきちんと守って行えば決して難しくはありませんし、成功率は従来の方法(半年経たないと噛めない)とほとんど差はありません。最初は全体を4本で支えるなんてクレイジーだと言われていましたが、現在では科学的に一定の評価を得ることに成功しています。
ただ、最低限の原理原則を守ることが前提となっていますので十分に研鑽を積んだ歯科医師以外は手を出すべきではないと考えられています。。
当院では少なくとも50 症例以上を手掛けていますので、一つの基準をクリアしているのではないかと考えています。 詳細はリンク先を参照してみてください。
私としたことが、今回は自前のカメラを持参するのを忘れたため、知人より頂いた写真を載せてみます。
白い歯・綺麗な歯にしたいとお考えの方、インプラントには不安があるのだけど・・・などに関するご質問は
中川歯科 ペリオ・審美インプラントセンター へ問い合わせ
からご質問ください。歯科医師がダイレクトにお答えいたします
All-on-4 (オールオンフォー)でなんでもしっかり噛めます
皆様、こんばんは。 中川歯科 審美インプラント・CTセンター の中川雅裕です。
お知らせです。
明日午後より、ドクター雅裕はOJミーティング(Osseointegration studyclub of Japan ) 出席のため福岡へ出張いたします。休診中はご迷惑をおかけいたしますことをお詫び申し上げます。
私は学会出席のため、海外へはよく出張致します。しかし、考えてみると国内遠征は何と・・・初体験なんですね。近いようで遠い日本国内!という感じです。
OJは、某インプラント学会と違って大変有意義な時間を過ごさせてくれると確信しています
今回のミーティングでは、懇意にしている友人のS先生とM先生がプレゼンテーションを行います。海外からは、先日私も参加したPRDのチェアーマン:Dr.ネービンスが来日されます。Biomet3i(インプラントメーカー)からクローズの懇親会に招待されているので(行くかどうかわかりませんが・・・)、もしかしたら明日一緒にご飯を食べることになるかも知れません。
さて、私もケースプレゼンテーション ↓ です(笑)
中川歯科の患者さんのご紹介でお見え頂いた男性の方です。
入れ歯はどうしても嫌だ! という事でここまで引っ張ってこられたとのことですが、もうそろそろちゃんとしたいということです。
入れ歯は困るということですので、第一選択はインプラントとならざるを得ません。
比較的少ない本数でブリッジを支えることができる All-on-4(オールオンフォー) で治療することにしましたが、患者さんの「より確実に」というご希望により、4本ではなく6本のインプラントを使用しました。ケースバイケースですが、状況が許せば、6本程度が一番安心できますね。 正直、インプラントの本数が多すぎると本物を作るときに少し大変になりますし、何より費用が上がってしまいますので、その点に関しては患者さんのご希望を伺いながら決めていきます。。
初診時の写真です。この方、歯磨きは比較的上手ですが、こうなってしまいました。原因は3つ。
①現在に至るまで歯周病の治療をしてもらえなかったこと
②ヘビースモーカーであること
③歯並び(噛み合わせ)の問題
たくさんの歯が残っているのですが、なるべく早く終わらせてほしいとご希望されています。
まず状態の良くない上顎から治療を開始しました。治療方法は 半日で綺麗な歯が入る All-on-4(オールオンフォー) としました。見違えるほど綺麗になりましたね。ご自身より奥様のほうが喜んでくれたようです(笑)
当初の予定では、科学は一部ご自分の歯を残しつつインプラントで補てんしていく予定でしたが、患者さんのご希望によりインプラントのみで支える形と相成りました。考え方は様々ですが、単純な形のほうが安定しやすいのは確かだと思います。
最終的に下顎にセットしたブリッジです。金属部分は審美的にはあまり良くありませんが、汚れが付きにくいという利点がありますね。裏側ですし通常は全く見えませんので、患者さんはほとんど気にされていません。
↓ 治療後のレントゲンとCT画像です。上下で使用しているインプラントが違っていますが、治療計画と骨の状態によって微妙に使い分けています。状況によって二つ以上のインプラントシステムを使い分けることで、患者さんにとって最も適切な治療が可能となります。
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